瑕疵物件を借りてしまったら

瑕疵物件を借りてしまったら

賃貸住宅や賃貸アパートなどの利用者は多く、全国各地に非常に多くのアパートが立ち並び、各不動産会社では数千棟もの物件を抱えていることも珍しくはありません。新築物件の場合は問題が起きずに快適生活を送れますが、古い時代に建てられた物件の中には実際に契約をして住んでみてから初めて分かる瑕疵物件が実在していることも事実です。
アパートを例にすると、排水管や給水管の見えない部分での漏水によりカビが直ぐに繁殖してしまうという事例、トイレを使ってみて水を流した際に水量が著しく低く水圧に問題がある場合、浴室を使ってみた場合に、湯船の排水キャップを開けて一気にお湯を流すと詰まりが起きている事例などもあり、これでは正常な生活を送れません。内覧時に確認することが出来なく、不動産会社側も把握をしていながらその旨を伝えていない場合、把握していないとしても結果的に欠陥物件だった事例では瑕疵物件に相当するので話し合いが必要です。不動産会社側で全てを無償でリフォームする提案をしてきた場合は、応じることも間違いではありませんが、家賃額が低いことで拒否されてしまうリスクもゼロではありません。
この場合は法的な問題に該当するので契約解除を求めたり、修繕費用を請求したり、退去で発生する資金を損害賠償として求めることもできるので、諦めずに最適な判断と行動が求められます。

瑕疵物件の自殺のあとの物件はどうなるのか？

瑕疵物件で自殺が起こると、夏なら酷い異臭がしますので、近隣住民も住んではいられなくなります。戸を閉めておけば平気かもしれませんが、部屋は改築したりしなければならないはずです。オーナーに対しても、警察の捜査が入るかもしれませんね。とにかく詳細に調べるはずです。瑕疵物件となってしまうと、同建物の住民の中には引っ越しをする人もいるはずです。
そうなると、オーナーも家賃収入が減ってしまうし、建物の維持にも困ってしまいます。そのような明き物件が世の中に溢れています。しかし、アパート販売の広告をよく見ると格安で売られている物件を見つけることができます。これが瑕疵物件です。木造建ての瑕疵物件なら、そうとうに安価で購入することができます。それをリフォームすれば、うまくアパート経営をすることもできるでしょう。アパートも数年から数十年放置されていれば、もうそれを知る人もいないはずです。その意味で、この手の物件はポジティブな意味でも活用可能です。